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Illustratorの練習問題|ブレンドで立体感のあるN字を作ろう


色の付いた円を少しずつつなぎ、曲がったパスへ沿わせると、チューブのような文字になります。3Dモデルを作る代わりに、ブレンドの補間と軸の形で立体感を表現します。

解説動画を見る(全編 11分)

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作業を始める前に

今回のミッション

  • 教材番号: AI-0050
  • 対象: Illustratorで基本の選択・移動を練習している方
  • 練習する操作: 円のグラデーション、ブレンドオプション、ブレンド軸の置き換え
  • 保存形式: 編集できる .ai

用意するもの

画像素材は使いません。円2つとN字のパスで作ります。

見本と同じ色や形へ完全にそろえる必要はありません。操作の意味を確かめながら、自分の形に調整してください。

1.陰影のある円を作る

このパートを動画で見る1:54〜

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A4横・CMYKのファイルを作り、AI形式で保存します。楕円形ツールで円を作り、線なし・塗りは青から紫などの線形グラデーションにします。グラデーションツールでドラッグし、色が変わる向きを調整します。

青紫のグラデーションを付けた円を作った画面
円の中に色と明暗の差を作ります。完成する文字の太さは、この円の大きさに影響されます。

円を横へ複製します。片方のグラデーションの向きを反転し、色の対応を変えてみましょう。

問題 1|ここで考えてみよう

円を2つ作るだけでなく、片方のグラデーションを反転するのはなぜだと思いますか?

ヒントを見る

同じ配置と反対の配置で、補間結果を比べる。

メモは保存されません。ソフトで試してから、解答例と比べてみましょう。
解答例と理由を見る

両端のグラデーションの対応を変え、途中の色や陰影の変化を作るため。必須の正解表現は1つではないので、反転あり・なしを比較して説明できればよい。

問題1の操作を動画で見る3:49〜

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横に並べた2つのグラデーションの円
両端の円がブレンドの元になります。反転あり・なしを比べ、途中の色の変わり方を予想します。

2.2つの円をブレンドする

このパートを動画で見る4:15〜

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両方の円を選び、[オブジェクト]→[ブレンド]→[作成]を実行します。中間に円が並んだような形ができます。

円の形が段々に見える作成直後のブレンド
中間形状が粗い状態です。元の円を手作業で増やすのではなく、ブレンドの設定を変えます。

問題 2|ここで考えてみよう

円の段差や隙間を滑らかにするには、何を調整しますか?

ヒントを見る

元の円を手で増やす必要はない。

メモは保存されません。ソフトで試してから、解答例と比べてみましょう。
解答例と理由を見る

[ブレンドオプション]で中間形状の密度を上げる。距離1pxは設定の一例です。形状・サイズによって適切な値を調整する。

問題2の操作を動画で見る4:44〜

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ブレンドオプションで間隔を[距離]にし、1pxを一例として試します。大きさによって見え方や処理の重さが変わるため、拡大して段差を見ながら調整してください。

ブレンドオプションで距離を設定している画面
密度を上げた設定例です。細かい数値にすること自体が目的ではなく、見た目の連続性で判断します。

3.文字の通り道を描く

このパートを動画で見る5:54〜

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ペンツールで、下から上、斜めに下、再び上へつながるN字の開いたパスを描きます。塗りなし・細い線ありにし、曲がり角はドラッグして少し丸くします。いったんブレンドから離れた場所に描くと選択しやすくなります。

ブレンドとは別にN字の軸となるパスを描いた画面
この細いパスが文字の中心線になります。文字の太い外周を描く必要はありません。

問題 3|ここで考えてみよう

直線状のブレンドをN字へ沿わせるには、何と何を選んで何を実行しますか?

ヒントを見る

軸になるパスを別に用意する。

メモは保存されません。ソフトで試してから、解答例と比べてみましょう。
解答例と理由を見る

ブレンドオブジェクトと別に描いたN字パスを選び、[ブレンド軸を置き換え]を実行する。

問題3の操作を動画で見る7:50〜

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4.ブレンド軸を置き換える

このパートを動画で見る7:50〜

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ブレンドとN字のパスを両方選び、[オブジェクト]→[ブレンド]の[ブレンド軸を置き換え]を実行します。円がN字に沿って並び、太い文字のように見えます。

円のブレンドをN字のパスへ沿わせた画面
ブレンド軸を置き換えた状態です。曲がり角が膨らみ、文字が読みにくくなっていないかを確認します。

問題 4|ここで考えてみよう

曲がり角が太すぎて読みにくい場合、最初にどこを見直しますか?

ヒントを見る

立体文字の太さを決めている形を考える。

メモは保存されません。ソフトで試してから、解答例と比べてみましょう。
解答例と理由を見る

両端の円のサイズと軸パスの曲がり方を見直す。円が大きいほど文字も太くなります。

問題4の操作を動画で見る8:42〜

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ダイレクト選択で両端の円を選び直して大きさを変えるか、中心線の曲がり方を調整します。片方だけを変えると途中で太さが変化するので、まず両端を同程度にそろえて試しましょう。

5.背景を置いて色を比較する

このパートを動画で見る9:19〜

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アートボードと同じ大きさの長方形を作り、最背面へ置きます。背景にも控えめなグラデーションを付け、ロックします。文字と背景の明るさが近いと輪郭が見えにくいため、暗さや色相を変えて比較します。

6.文字の読みやすさを確認する

画面を縮小し、N字として読めるか確かめます。ブレンドは編集できるまま残し、円の色やパスの形を変えた別案も作ってみてください。保存前に、不要な練習用のパスを整理します。

暗い背景に青紫のチューブ状のN字を置いた完成画面
完成見本。角の丸み・円の大きさ・色のつながりを調整し、自分の組み合わせで仕上げます。

完成チェック

  • 円のグラデーションの向きで陰影を変えられる。
  • ブレンドの段差が目立たない。
  • N字のパスへブレンドを沿わせられる。
  • 太さと曲がり角を調整してN字として読める。
  • 編集用ファイルを保存し、補正やパーツを後から直せる。

完成したら、見本と変えた点を一つ説明してみましょう。共有用の画像を書き出す場合も、編集用ファイルは別に残しておきます。